持病がある方は全身脱毛を断られてしまうことも

甲状腺疾患の持病がある方は受けられない

夏が近づいていくると、脇や脚などのムダ毛が気になって全身脱毛を受ける方が急増します。ただ誰しもが脱毛施術を受けられるわけではなく、実は持病があると断られることもあります。たとえば、甲状腺疾患を患っている方は断られることが多いです。そもそも甲状腺とは、新陳代謝を活発にするホルモンを血中に送り出す器官のことです。甲状腺疾患のある方が脱毛の光を受けると、甲状腺のホルモンバランスが乱れる恐れがあります。すると、体力が低下することから疲れやだるさを感じたり、肌のかゆみ、乾燥、微熱などが起こったりします。脱毛を受けることで体に刺激や負担がかかることから、安全のために甲状腺疾患のある方は断られてしまいます。

てんかんの持病がある方も受けられない

てんかんの持病がある場合もエステサロンで全身脱毛を断られてしまいます。そもそもてんかんとは、大脳の神経細胞の機能が乱れることで意識障害やけいれんなどが起こる症状のことです。てんかんの発作が起こる原因はいろいろありますが、外部からの光による刺激で発作が起こるケースも少なくありません。エステ脱毛の場合、肌に光を照射して毛根にダメージを与えることでムダ毛を処理していきます。発作が引き起こされることから、てんかんの方は受けることができないというわけです。さらに、てんかんの方が服用している薬の成分も全身脱毛を断られる原因と言えます。薬の成分の影響で光を肌に照射すると真っ赤に腫れてしまうことがあるので、施術を受けられません。